« Penfolds | Main | Monopole 14 (Meursault & Monthelie) »

11/17/2005

Robert Mondavi & Opus One

Mondovinoに合わせたわけではなく偶然であるが、Robert MondaviとOpus Oneのバック・ヴィンテージを飲んだ。私は5)~8)のワインを供出。
R.Mondavi のCabernet Sauvignon Reserveは、熟成したカリフォルニアのカベルネのよさを初めて経験したワイン(8年ほど前に飲んだ1978)であり、その後もいろいろなヴィンテージを何度か購入し、カリフォルニアの単一銘柄では一番購入本数が多いワインである(といっても10本程度だが)。実力的には同等と思うが、日本ではOpus Oneと比べると人気は数段落ちる(そのおかげでバック・ヴィンテージが未だに売れ残っていたりする)。
一方、Opus Oneは、飲んだことは6、7回ほどあるが、思い入れがなく、割高なこともあり、自分では一度も購入したことがなく、今後もよほど価格的に掘り出し物にあたらない限り買うことはないと思う。
この2つのワインで個人的に思い出深いのは、5年ほど前に94 Mondavi CS Reserve, 94 Opus One, NV Overture, 91 Ch.Mouton Rothschildの4本のワインをブラインドで飲んだことがある(銘柄と年は事前に知らされている)。明らかに見劣りするのがOverture、明らかに異質なつくりで派手な大柄のワインがムートンだったが、MondaviのReserveとOpus Oneはかなり似たワインで識別しがたかった。Opus Oneは、カリフォルニア・ワインとしてはボルドー的な抑制の効いたスタイルを目指しているとよくいわれるが、こうして飲んでみると、畑が隣同士のMondaviとやはりよく似ている点があることが実際に納得できた。
今後の密かな目標としては、Mondavi CS Reserveでは評価の高い1987 CS Reserveと1997 CS To-Kalon Reserveを飲むこと、Opus Oneでは初ヴィンテージの1979を飲むことである。(2005/11/5飲)

1) 1998 J.Schram, California / Schramsberg
品種はシャルドネが主体に、少しピノ・ノアール。生産地区はNapa County 50%, Mendocino County 21%, Monterey County 18%, Marin County 11%といろいろな地区のぶどうが集められている。
バランスよく、ニューワールドの泡物ではかなりレベルが高いと思う。ただし、あまり長くおかずに飲んでしまう方がよさそう。Mumm Cuvee NapaのDVX、Roederer EstateのL'Hermitageと並んでカリフォルニアの3大プレステージ泡物といわれているが、3種(ヴィンテージは異なるが)を今まで飲んだ印象ではこれが一番好みである(価格的にもDVXよりもこなれているし)。

2) 1988 Chardonnay Reserve, Napa Valley / Robert Mondavi
それなりに熟成した黄金色で香りはそこそこ開いているが、味わいには凝縮感がなく、以前これがライブラリー・コレクションとして日本に入ってきた時、数ヴィンテージを垂直で飲んだ時と印象は変わらず。熟成させずにもっと早く飲むべきワイン。MondaviのReserve物は、Pinot Noirも含めてカベルネ以外はレベルが1ランク落ちる。

3) 1983 Cabernet Sauvignon Reserve Special Select, Napa Valley / Robert Mondavi
Special Selectというのは、ナパのオークション用のボトルらしく、ラベルにシールがはってある。Opus Oneと比較するために同一ヴィンテージを並べたのだが、残念ながらこのボトルは味わいにかなり酸化風味があり、戦う前に既に敗れていたという感じ。

4) 1983 Opus One, Napa Valley / Opus One
いい表現をすれば、きれいに熟成したカベルネだが、カリフォルニア・ワインらしい果実味はもう落ちてきているし、力強さがあるわけでもなく、価格を考えるとかなり見劣りする。この1983は99年と03年に1度ずつワイン会で飲んでいるが、その時と同印象。

5) 1979 Cabernet Sauvignon Reserve, Napa Valley / Robert Mondavi
5年前に78、76とともに一度飲んでいるヴィンテージ。前回飲んだときはピークに入ったところという感じだったが、今ピークに入っている。今回飲んだReserveでは一番いい状態で、少し樽のミルキーなニュアンスとしっかりした骨格あり。次の75もそうだが、ボルドーの古酒と比べると、湿ったようなニュアンスはなく、何となく暖かい感じがするのは、やはりカリフォルニア的。

6) 1975 Cabernet Sauvignon Reserve, Napa Valley / Robert Mondavi
これはもうピークの終わりの方に近づいているボトルだが、なんとか飲めてよかった。

7) 1979 Zinfandel, Napa Valley / Robert Mondavi
5年ほど前にライブラリー・コレクションが輸入された際に購入したもの(74&79 Zinfandel, 72&74 Petite Syrah, 87 Moscato d'Oro)。他はかなり前に飲んでしまい、残っていた79 Zinfandel、74 Petite Syrah(下記8番)を今回飲んでしまうことにした。
ジンファンデルらしい味わいは残したまま、きれいに枯れたワインで、以前に飲んだ74も同印象だった。すごくおいしいというワインではないが、ワイン会でグラス1杯飲むのには楽しめる。ただ、個人的にはジンファンデルは若飲みに限ると思います。

8) 1974 Petite Syrah, Napa Valley / Robert Mondavi
このボトルは3番ほどではないが、少し酸化ニュアンスが出ており、今ひとつ。同時に購入し、以前飲んだ1972のPetite Syrahはきちんと飲めただけに残念。味わいは枯れたニュアンスは強いが、ジンファンデルよりもタンニンがあり、色も濃く強さがあるワイン。
以上

|

« Penfolds | Main | Monopole 14 (Meursault & Monthelie) »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference Robert Mondavi & Opus One:

« Penfolds | Main | Monopole 14 (Meursault & Monthelie) »