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11/09/2005

1988 Toscana その2

9/10の第1回目に引き続き、第2回目を。4)と5)のワインはY氏に提供いただいた。赤は全てサンジョヴェーゼ系なので、イタリアワインが好きな人以外にはやや地味なラインナップだと思うが、今回もまずまず楽しめた。(2005/10/22飲)

1) 1998 Soave Classico Superiore Contrada Salvarenza Vecchie Vigne / Gini
ジーニのソアヴェのトップ・キュヴェ。樽を使っており、色はかなり黄金色。このワインはメリハリが効いてとてもおいしいと感じる時と、何となく重たい感じになってしまいグラスがあまり進まない時とあるのだが、今回は後者。現行ヴィンテージよりも5年ほど前のもので、もう少しフレッシュな内に飲んだ方が実力を発揮できるようだ。

2) 1988 Flaccianello della Pieve, VdT / Fontodi
Sangiovese 100%。キャンティ・クラッシコの有力生産者の一つ。
やや酸化ニュアンスがあり、少し状態がよくなかったボトル。このワインは、少しやり過ぎと感じる位に樽香が強いモダンなワインだが、今回の印象からすると、この当時はそれほどでもなかった気がする。

3) 1988 Chianti Classico Riserva Anfiteatro / Vecchie Terre di Montefili
Sangiovese 100%。1990年以降はキャンティ・クラッシコを名乗らず、VdTまたはIGTでリリース。Anfiteatro(円形劇場)というのは、畑が位置する浅く窪んだ斜面の形状(絶好のテロワール)からワイン名をとっている。この作り手はノーマルのChianti Classicoの質が高く、個人的にはChianti Classicoエリアでは5本の指に入ると思っている生産者である。名前が長く覚えにくいので、日本ではかなり損をしている気がする。
この88は何度か飲んだことがあるもっと若いヴィンテージよりもやや重たい作りに感じられた。これも2)ほどではないが、若干状態がよくないのかもしれない。

4) 1988 Concerto, VdT di Toscana / Castello di Fonterutoli (Mazzei)
Sangiovese 80%, CS 20%。キャンティ・クラッシコの有力生産者の一つ。現在は生産取り止めとなっているワイン。
これが赤の4本中最も状態がよく、他のワインと比べると輪郭がシャープですばらしかった。少し入っているカベルネが骨格をささえて、芯がしっかりした味わいにしている。現在のこの作り手のワインはもっと力強いスタイルを目指しているような気がしているが、果たして10年以上熟成してどう変化するのだろうか?

5) 1988 Vino Nobile di Montepulciano Simposio / Tenuta Trerose
Prugnolo Gentile 100% (Sangioveseの地域名)。ヴィノ・ノビレの上級キュヴェで、日本ではレストラン向けが主体で入手しにくいワイン。最近はこのSimposioの上にLa Villaというキュヴェが出ているようだが、日本で見かけたことがなく未飲。このTenuta Treroseは、Angelini家がTenimenti Angeliniという会社の下に現在所有しているぶどう園で、他にVal di Suga (Montalcino)、San Leonino (Castellina in Chianti)のぶどう園も保有している。
香りに関しては、このワインがこの日の4本では一番開いていた。味わいは丸く、こなれており、おいしく飲めた。

6) 2001 Oirad, Isola dei Nuraghi / Ferruccio Deiana (375ml)
サルジーニャの甘口。品種はMoscato, Malvasia, Nasco。
何となく購入したワインだが、新興のワイナリーらしい。甘みは中くらいだが、思ったよりも上品なつくりでモスカートらしさもしっかり出ていて悪くなかった。

以上

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