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10/12/2005

Valentini & Emidio Pepe

久しぶりにValentini と Emidio Pepeのワインを飲んだ。
前回飲んだのは、2003/3に以下のラインナップで。
Trebbiano (95 Valentini, 95 Pepe)
Cerasuolo (96 Valentini)
Montepulciano (95 Valentini, 95 & 85 Pepe)
その前は、大井町の小西屋で、1999/8に行われた店主催のテイスティング会で(ヴァレンティーニの赤を初めて飲んだのはこの時である)。
Trebbiano (93 & 95 Valentini , 95 Pepe)
Cerasuolo (96 Valentini)
Montepulciano (93 Valentini, 95,93,85,82,80,79,77,75 Pepe)
ヴァレンティーニは、熱烈なファンがいる生産者で、例えば「イタリア 味の原点を求めて(Treasures of the Italian tables),バートン・アンダーソン(白水社)」や「イタリア銘醸ワイン案内,高木幹太(青春出版社)」など、それぞれの思いが熱く感じられる。ショップの売り文句に「入手困難」とよく書かれているが、実質的にレアなのは赤だけで、白とロゼはイタリアワインをそれなりに扱っているショップを探せば、入手は困難ではない。現在の最新ヴィンテージは、白が2001、ロゼが2002、赤が1997であり、Giuseppe Quintarelliあたりと同じように、かなりリリースが遅い生産者である。ワインは自然派系の作りで、若干微発泡が残っている場合が多々ある。赤、白ともにグラス1杯だけ飲んでもその真価がみえないワインだと思う。
ペペも同じ系統だが、より自然派系である。上記99年頃、蔵出しのバックヴィンテージが輸入されたが、当時はその無名のワインの価格の高さに驚いた記憶がある。なお、娘がStefania Pepe名義でリリースするワインはモダンなつくりだそうだが、まだ飲んだことがない。
(2005/10/7飲)

1) 2000 Trebbiano d'Abruzzo / Emidio Pepe
若い白ワインとしては色が少し濃く、若干きつね色が入っている。Radikonほどではないが、基本的には同系統のテイスト。飲み慣れないと好みが分かれるワイン。

2) 1997 Trebbiano d'Abruzzo / Valentini
5)の赤と抱き合わせで3本買った内の最後の1本。少し微発泡あり。1)よりは色がうすく、自然派系のくせもそれほどではないが、色も味わいも何となくぼんやりとした独特のもので、他のワインであまり似たものが浮かばない。ある意味ブラインドでピンポイントで当てることが可能なワインではなかろうか。いろいろなヴィンテージ合わせて10回ちょっと飲んだが、決して嫌いな味わいではないものの、個人的には小売りで5000円以上は価格的につらい。ただし、15年以上熟成させたものを飲んだことがないので、現在1本熟成中である。

3) 2001 Montepulciano d'Abruzzo Cerasuolo / Valentini
中位のきれいなピンク色。これも5回ほど飲んだが、毎回少しずつ印象が変わるワイン。もっと色が濃く、濃厚に感じたときもあれば、もう少し軽い味わいの時もあり、今回は中間くらい。ロゼとしては、赤ワインに近い味わいでかなりおいしい部類に入ると思うが、価格的には白と同様、高いと思う。このワインに関しては、あまり熟成させずにリリースしたてを飲むのがベストと思う。

4) 2000 Montepulciano d'Abruzzo / Emidio Pepe
白ほどではないが、年の割りには少し熟成感がある。このワインは熟成するとまろやかなピノ・ノアールのような味わいになるが、現時点ではややワイルドで、若干野暮ったい味わいあり、好みが分かれると思う。

5) 1994 Montepulciano d'Abruzzo / Valentini
以前飲んだ93や95はヴィンテージから6~8年程度で飲んだのだが、味わいがまだ硬くインキーで、1人あたりの量も少ないこともあり、正直いって本領発揮する前に飲み終わってしまった。今回はヴィンテージから11年と少し熟成が増し、4名でじっくりと飲んだということもあり、それなりにこのワインのよさが味わえたと思う。このワインも若干微発泡あり。色は濃厚なルビー。サンジョベーゼ(ルーツはこのモンテプルチアーノという品種と同じらしい)のように酸が強めのワインではなく、かなり肉厚で滑らかさがあるイタリアワインらしいテイスト。もっと入手が容易であれば、何度も飲んでみたいワインである。白と同様に15年以上熟成させるべく、現在他のヴィンテージは封印中。

6) 1996 Recioto di Soave, Recioto delle Fontane / Pra (375ml)
地域は異なるが、同地域の甘口がなかったので。色はそれほど濃くなく、酸化熟成系のニュアンスはほとんどない。甘みは中くらい。経験ではこの手のワインはこなれて甘みが出てくるまでに抜栓後時間を要する場合があるのだが、飲み会の時間内では実力発揮しなかった可能性もある。ワインとしては個人的には好みのつくり。あまり見ないワインだが見つけたらまた試してみたい。

以上

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