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07/05/2005

Monopole 11 (Beaune etc)

AOCとしてはBeauneとその西側斜面部に広がるCote de Beauneというエリア。Beaune AOCは1級畑の方が村名畑よりも面積が多い。ワインはネゴシアン系のドメーヌの独壇場であり,大手の会社を除くと,流通の関係から日本では入手が難しいものがかなりある。

1) Beaune 1er Cru Les Greves La Vignes de l'Enfant Jesus / Domaine Bouchard Pere & Fils / Rouge (1985:2005/1/3飲,1990:2005/4/28飲)
中央やや北側にあるかなり広い1er Cru であるLes Greves(31.33ha)内の1区画。
飲んだのはいずれもワイン会にて。シャンパーニュのHenriot社が1995年にブシャール社を買収する以前の不調とされる時期のワインであるが,ボーヌの赤としてはなかなかおいしく,特に1985は強いワインではないがきれいな熟成感があった。

2) Beaune 1er Cru Clos de la Mousse / Domaine Bouchard Pere & Fils / Rouge (1979:2002/4/25飲)
3.37ha。町の中央やや下部の小区画。
以前飲んだ1979は,かなり熟成感があり,ピークを越えた印象で今ひとつ。

3) Beaune 1er Cru Clos Saint-Landry / Domaine Bouchard Pere & Fils / Blanc (1996:2002/11/9飲)
中央やや南東側の小区画(1.98ha)で白のみの区画。
DrouhinのClos des MouchesやJacques Germain のSur Les Grevesの白と並び,非常によくできたボーヌの白ワイン。私は一部の作り手を除きMeursault 1er CruよりもこれらのBeaune 1er Cruの白の方が好みである。

4) Beaune Clos de la Maladiere / Henri Cauvard & Fils / Rouge & Blanc (未飲)
村名区画であるが,位置不明。
このワインは一度も見かけたことがなく未飲。

5) Beaune 1er Cru Clos des Feves / Domaine Chanson Pere & Fils / Rouge (1973:2004/9/1飲)
1er Cru Les Feves(4.42ha)の一部。1999年にシャンパーニュのBollingerの傘下に入ったボーヌの老舗ドメーヌ・シャンソン社の持つモノポール。
飲んだのは1973のハーフボトルの蔵出し古酒。あまり良年とはいえないので,かなり熟成感があった。

6) Beaune 1er Cru Clos des Marconnets / Domaine Chanson Pere & Fils / Rouge (1972:2004/10/15飲)
町の北部でサヴィニー側に隣接する1er Cru Les Marconnets(9.39ha)の中の1区画。
5)のClos des Fevesにはラベルにモノポール表記があるが,このClos des Marconnetsには記載がないが,Clive Coates氏のBurgandyにはモノポールとの記述があるため,ここに挙げた。
これも5)と同じくハーフボトルの蔵出し古酒。あまり良年ではないので,かなり熟成感があった。

7) Beaune Clos de la Chaume Gaufriot / Domaine Antonin Guyon / Rouge (未飲)
町の中央付近から西側へ入る大きな谷筋にある村名畑で,サヴィニー・レ・ボーヌのドメーヌが持つモノポール。
このワインは日本でも見かけたことがあるが,今のところ未飲。

8) Beaune 1er Cru Clos de l'Ecu / Jaboulet-Vercherre / Rouge (未飲)
2.37ha。村の北部の区画。Jaboulet-Vercherreは最近,経営破たんしたと聞くボーヌの会社であるが,このワインは一度しか見かけたことがなく未飲。

9) Beaune 1er Cru Clos des Ursules / Domaine des Heritiers Louis Jadot / Rouge (1996:2001/3/27-28飲,1990,1971:2004/6/19飲)
町の南部にある1er Cru Les Vignes Franches(9.77ha)の一部の区画。ボーヌの1級では最も有名なものの一つ。
飲んだ印象は,若い内は硬めの味わいで,ボーヌの赤としては熟成に時間がかかるという印象。数年前に飲んだ1996は閉じた状態でぱっとしなかった。ワイン会で飲んだ1990はソリッドなボディがやっと飲める状態に入ってきた印象だが,ピノノアールの妖しい魅力はまだ出ていない。1971は柔らかく飲み頃。

10) Bourgogne Hautes Cotes de Beaune Clos du Bois Prevot / Domaine Mazilly Pere et Fils / Rouge (未飲)
この作り手はPommardやVolnayの西側のMeloisey村の生産者。
このワインは一度も見かけたことがなく未飲。

11) Beaune 1er Cru Petit Clos Blanc des Theurons / Reine Pedauque / Blanc (未飲)
Les Grevesの南側にある1er Cru Les Teurons(21.04ha)の一部。
白のみのようだ。レイヌ・ぺドック社によるこのワインは一度も見かけたことがなく未飲。

12) Beaune 1er Cru Clos de la Feguine / Domaine Jacques Prieur / Antonin Rodet / Rouge & Blanc (Rouge-未飲,Blanc-1996:2004/7/10-11飲)
1.86haあり,町の中央付近の山側の区画。
赤と白両方あり。赤は未飲。1996の白はやや熟成してきて,色は黄金色でとろみがあり,樽香は溶け込んでいた。パイナップルみたいな酸があり,他のボーヌの白とはやや味わいが異なる印象で,また飲んでみたい気がしている。

13) Cote de Beaune Les Topes Bizot / Domaine Chantal Lescure (Laboure-Roi) / Rouge(未飲)
村の北部の斜面部の小区画。
赤のみ?ニュイ・サン・ジョルジュのネゴシアンLaboure-Roi社が持つドメーヌ。このドメーヌのワインは時々みかけるが,このワインは実物をみたことがない。ただ,ネット検索すると日本人で飲んだ方のコメントが出てきたので,少量入ってきているのだろう。

以上

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