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07/27/2005

2005年に飲んだBordeaux(前編)

2005年6月までの前半に飲んだボルドー・ワインについての簡単なメモ。いずれも基本的に自分で購入したもののみ。

1) 2001 Chateau Haut-Gardere Blanc, Pessac-Leognan (2005/1/1飲)
Chateau de Fieuzalの向かいにあるシャトーでオーナーは同一。赤と白の両方あるが,飲んだのは白(SB50%, Se50%)。つくりは地味だが,安っぽいようなところはなく,なかなかしっかりしたワイン(実家のいただきもの)。グラーヴの白ワインは樽を使って重いのが多いので,私はこのくらいのが好み。

2) 1998 Chateau Marquis d'Alesme Becker, Margaux (2005/1/6-8飲)
Ch.Malescot St.Exuperyと同じZuger家が所有するあまり見かけないMargaux村の3級シャトー。意外に骨のあるマレスコと比べると軽めのつくり。軽いといってもいろいろあるが,軽快というよりも凝縮感がないという感じ。

3) 2000 Chateau Tourteran, Haut-Medoc, Cru Bourgeois (2005/1/21-22飲)
ポイヤックの内陸側にあるSaint-Sauveur-du-Medocのシャトー。モダンすぎず,かといって古臭くもないつくり。媚びるところのないストイックな印象だが,意外にグラスが進むワイン。

4) 1994 Chateau Tertre Daugay, St.-Emilion Grand Cru Classe (2005/1/24-26飲)
町の南西側斜面部。Ch.La Gaffeliereと所有者が同じ。そこそこモダンで濃度もそれなりにあるのだが,はっとするようなところの全くないワイン。飲んでいて退屈。やや状態がよくないかも。

5) 2000 Chateau La Couspaude, St.-Emilion Grand Cru Classe (2005/2/6-7飲)
町の北東側台地部にあり,Ch.Balestard La Tonnelleに近い。これでもかというほど樽香が強くモダンな濃いワイン。ポテンシャルはあるのだろうが,好みでないタイプ。

6) 2000 Chateau Durfort-Vivens, Margaux (2005/2/7-8飲)
それほど評価点数は高くないMargaux村の2級シャトー(Lurton一族の所有)だが,濃すぎずきれいな作りでワインにツヤもある。2000年という年のよさもあるのか,久しぶりにおいしいボルドーを飲んだという気になった。

7) 1999 Chateau La Serre, St.-Emilion Grand Cru Classe (2005/2/25-26飲)
町のすぐ東側にあるあまり見かけないシャトーだが,PomerolのCh.La Pointeと同じ所有者。まずまずの濃度があるが,全体のつくりは古臭くはないにせよ地味な印象を受ける。

8) 1998 Chateau du Tertre, Margaux (2005/3/14-15飲)
マルゴーの南にあるArsacの5級シャトー。1日目は樽のニュアンスが強めで今ひとつに感じたが,2日目はそれがこなれてきてよくなった。モダンで中量級のボルドー。CP的には満足。

9) 1986 Chateau Cure Bon La Madeleine, St.-Emilion Grand Cru Classe (2005/3/18飲)
町の南側の斜面直上の丘のような所にあるほとんど見かけない小さなシャトー(10.4ha)。2000年に隣のCh.Canonが買収し,ワインとしてもCanonに吸収合併された模様。飲んだ86は20年近く経ったなりの熟成感あり。今がピークだと思うが,複雑性もあり,かなりおいしく飲めた。

10) 2000 Chateau Grand-Puy Ducasse, Pauillac (2005/3/30-4/1飲)
割と地味な5級シャトー。あまり甘さのない典型的メドック。初め硬かったが次第によくなってきて,3日目でも落ちが少なかった。2000年の恩恵ということもあるのだろうが,CP的にも十分満足できるワイン。

11) 1983 Chateau L'Eglise-Clinet, Pomerol (2005/4/3飲)
Denis Durantou氏の所有する実力派シャトー。誕生日に飲んだワイン。輝きのある美しいルビー。それなりに土臭い熟成感はあるが,味わいとしてはやや中途半端な段階という気がした。リコルクなのかオリなし。数時間後かなり落ちてしまい,期待を下回る。

12) 1995 Chateau Canon-La-Gaffeliere, St.-Emilion Grand Cru Classe (2005/4/9飲)(375ml)
町の南側斜面部にありComtes de Neipperg氏所有。初めの内,硬めで今ひとつの感じだったが,どんどんよくなってきた。ココアのようなテイストあり。それほどパワフルではなく,抑制の効いたつくりだが,優れたワインにしかない質感がある。いろいろなヴィンテージを試してみたいワインだ。

13) 1999 Chateau Grand-Pontet, St.-Emilion Grand Cru Classe (2005/4/23-24飲)
町の西側,Ch.Beau-Sejour Becotに隣接し,所有者も同じ。かなりしっかりしたつくりだが,例えば上記Ch.Canon-La-Gaffeliereあたりと比べるとやや単調なところもある。

14) 1979 Chateau Haut-Brion, Graves (2005/4/29飲)
15) 1979 Chateau Haut-Brion Blanc, Graves (2005/4/29飲)
この2本はワイン会のコメント参照。

16) 1990 Chateau Villemaurine, St.-Emilion Grand Cru Classe (2005/5/5飲)
町のすぐ東側にあるシャトー。少し熟成ニュアンスが出てきており,初め少し揮発系のニュアンスがあったが,徐々に落ちついた。このシャトーは右岸のワインとしてはカベルネ・ソーヴィニヨンの比率が少し高く,確かにそういわれてみるとその特徴は感じられる。抜群においしいというほどでもないが,今,飲み頃の時期に入ってきているという印象。

17) 1998 Chateau Balestard La Tonnelle, St.-Emilion Grand Cru Classe (2005/6/1-2飲)
町の北東側台地部にありCapdemourlin家が所有。力強さは中くらいで,タンニンはそこそこ舌に残るが,今飲んで十分においしいワイン。CP的にも満足。

18) 1997 Chateau Larcis Ducasse, St.-Emilion Grand Cru Classe (2005/6/25-26飲)
町の東側斜面部にありCh.Pavieの東側に隣接。行政的には隣のSt-Laurentに属する。色はボルドーとしてうすめ。味わいはソフトだが,悪くはない。ただ,樽の使い方がチープなのがマイナスポイント。弱いという印象は97というヴィンテージのせいも一部あるかもしれない。

19) 2000 Chateau Camensac, Haut-Medoc (2005/6/27-28飲)
サン・ジュリアンの内陸側のSaint-Laurentにある5級シャトー。位置的にはCh.Lagrangeと近い。色・濃度ともにかなりしっかりしているが,やや単調で上品さに欠ける。酸が少しゆるいところも気になる。2日目も同印象であまりグラスが進まないワインだった。ただ,価格が格付けシャトーとしては最も安い部類にはいるのでやむなしともいえるが,もう当分買わないと思う。

以上

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