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11/30/2004

1993ブルゴーニュ

手持ちの93年のブルゴーニュを全部放出してワイン会を行った。93という年は,「すばらしいワインをつくった生産者も中にはいるが,全体としては硬めなワインが多い」というこれまでいだいていた印象がおおむねあてはまった。白にはやや不満が残ったが,全体として十分満足できるワインであった。一部の最上クラスを除き,93年も飲んでしまってよい時期になってきていると感じた。(2004/ 11/27飲)

1) 1993 Chablis Grand Cru Clos / Domaine Francois Raveneau
ラヴノーのワインの中で一番入手が難しいこの畑の表記は一般的なLes Clos ではなく,単なるClosとなっているのがおもしろい。色はまだあまり濃くなく,少し蜜っぽさは出ているのだが,シャブリらしい硬く,ミネラリーな味わい。熟成に時間がかかるといえばそうなのかもしれないが,本領発揮には至らず。ただし,93という年の出来が今ひとつの感もあり。

2) 1993 Batard-Montrachet / Domaine Ramonet
ラヴノーのシャブリと比べると,新樽のニュアンスがはっきりしており,大柄のワイン。それなりに熟成してとろみが出てきており,おいしいといえば十分おいしいが,これもまだ完全にはほぐれず,少し不満が残る。

3) 1993 Ruchottes Chambertin Clos des Ruchottes / Domaine Armand Rousseau Pere & Fils
1970年代後半に購入した畑(モノポール)。それなりに熟成感が出てきているものの,飲む前に想像していたよりは中心部に固さが少し残っていた。やや線の細い酒質は予想どおり。単独で飲めば十分おいしいのだが,

4) 1993 Vosne-Romanee 1er Cru Clos des Reas / Domaine Jean Gros
このドメーヌの看板ワインともいえるモノポール畑。これのみアメリカ経由で比較的最近購入したもの。状態はかなりよく,熟成感はそこそこ出てきているが,まだかなり力強さがあり,飲み頃のピークはもう少し先。3)や5)と比べると骨太のつくり。このドメーヌは,ラベルの名義が96年からJean GrosからMichel Grosに変わったことで,ワインの作りが変わってポテンシャルが落ちたという意見があり,Jean Gros名義のワインの価格はかなり上昇している。一方で,ワイン作りは80年代半ばからMichel Grosが実質的に行っており(これは事実のようである),96を境とするドメーヌ名の変更に伴った作りの違いはないという説もある。個人的には後者の説を支持したいが,もう一度このドメーヌの95と96のワインを飲み比べて検証してみたいものである。

5) 1993 Clos Saint-Denis / Domaine Dujac
熟成香がそれなりに出てきており,香り,味ともに往年?のデュジャックらしさが十分に出ていたと思う。最近のデュジャックは,作りが変わってきておりこのニュアンスが果たして10年後に出るのかどうかかなり心配である。この日飲んだ赤の中ではやはり貫禄のワイン。これはもう少しキープしても悪くはないが,今飲んで正解と思う。

6) NV Champagne Extra Brut / J.Charpentier
飲み足りないので,お店にキープしてあった泡物を。ピノムニエを得意とする作り手で,今年8月にNV Brut Cuvee Pierre-Henriという上位のキュヴェを飲んでよかったので,追加で買ったもの。これもPM100%。切れのよいフレッシュな辛口で,ピノムニエらしい熟成感は少なめ。スタンダードクラスのキュヴェとしてはかなりよい出来。

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