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10/03/2004

Chateau de Pommard

Chateau de Pommardのテイスティングに参加してきた(2004/8/29)。このシャトーはこのChateau de Pommard(ポマール村名ワイン)1種類のみをつくっている(ロゼのヴァン・ムスーもリリースしているようだが,ぶどうの供給元がどこなのか不明)。このシャトーを含む大きな区画(25ha)がひとつのクロを構成しており,ブルゴーニュ最大のモノポールとのことである。したがって,生産本数はそれなりに多く,蔵元でもある程度のストックを持っているそうだ。
2001/6にニフティのワイン会でこのシャトーの垂直テイスティング(97,96,95,93,90,89,88)をしたことがあり,そのときの印象としては,1)ポマールらしい無骨なつくりで,当時リリースされて間もなかった97がバランス悪く,若飲みに向かないように感じた,2)個人的には88が一番気に入ったが,96,95や90,89など一般的によい年のワインが期待ほどの実力を発揮していないように感じた。
というわけで,今回3年前と比べて印象がどうなるか楽しみでもあった。以下に感想を。

1) 2001 Pommard / Chateau de Pommard
まだ若々しいが,以前のニフティのワイン会で飲んだような早飲みに向かないというイメージはなく,今でも十分おいしい。
2) 2000 Pommard / Chateau de Pommard
2001とかなりニュアンスは似ているが,1年経った分だけ少しバランスがよい。
3) 1999 Pommard / Chateau de Pommard
一番骨格がしっかりしており,ポテンシャルがある。ただし,他との差はそれほど大きくない。
4) 1998 Pommard / Chateau de Pommard
99を少しうすくした感じ。とはいっても他と比べて顕著に落ちるというわけでもない。
5) 1997 Pommard / Chateau de Pommard
97のみ他と比べると少し熟成感が出てきており違った印象を受ける。97らしい酸が弱めのややソフトなイメージだが,このラインナップで同じようなものをある程度の量飲み続けるとかえって飲み飽きないワインである。

全般として,以前の印象に比べて若いうちからおいしく飲めるようになってきており,ヴィンテージのキャラクターをそれなりに感じさせるつくりの中で全体の水準を安定させているように感じた。村名で5000〜6000円程度という価格はやや微妙なところ。2004年からラプランシュ家から所有者が変わり,フィリップ・シャルロパンがワインをつくるそうで,どうなるか楽しみである。

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