« Bienvenues-Batard-Montrachet比較 | Main | Krug 90 »

08/08/2004

Barolo Percristina 95

ピエモンテのやや珍しいワインを集めたワイン会で飲んだクレリコの95バローロ・ペルクリスティーナは,久々にはっとするようなワインであった。3種類あるクレリコのバローロの中で一番珍しく,価格も少し高いワインで,年によってはRiservaとしてつくられる。今回飲んだ1995が初リリースである。他の2種類のバローロがつくられるGinestraのクリュの南側にあるMosconi(この畑をリリースしているのは,クレリコ以外では,Bussia Sopranaくらい)のクリュのワインだが,なくなった娘の名クリスティーナにちなんでPercristinaと呼ばれているそうだ。
色は中くらいのルビー。きれいな酸が印象的で非常に整った作り。クレリコのワインは以前飲んだ印象からこってり系とばかり思っていたのだが,これは伸びのあるしなやかなワイン。雑誌の記事でもかなり濃厚系と書かれおり,かなりのギャップ。いずれにせよ今度は高評価の2000年あたりをまた飲んでみたくなった。

その他のワインは以下のとおり(2004/7/30飲)。

1) 1999 Colli Tortonesi Costa del Vento Vigna di Timorasso / Vigneti Massa
絶滅しかけためずらしい土着品種ティモラッソ100%。鈍い黄色。イタリア地元品種のややニュートラルなニュアンスをオークを使って補強したワイン。シャルドネのような粘りはない。しっかりしたモダンなワインでけばけばしさはない。問題は5800円という価格。

2) 2001 Colli Tortonesi Cerreta / Vigneti Massa
バルベーラ50%, ネッビオーロ25%, クロアティーナ15%, フレイザ・カベルネ・ソーヴィニョン10%の混醸ものでネッビオーロのニュアンスが表に出ている気がした。色は濃いめであるが,さらっとした質感もあり,この手のワインとしては飲み飽きない。これも1)と同様に,問題は10000円を超える価格。

3) 1999 Langhe Rosso Seifile / Nada Fiorenzo
バルバレスコの作り手によるバルベーラ+ネッビオーロのワイン。Romboneのクリュにある6列(Seifile)しかないバルベーラの古樹から新樽熟成で2000本程度つくられる。赤の中ではこれが一番色が濃い。濃度的にもこれが一番濃いが,あまりけばけばしさはなく,かなりいいワインである(価格は10000円近いのでCPとしては今ひとつ)。以前飲んだ1990の印象とも併せて,もう少し熟成させてもおもしろいと思った。

4) 1995 Barbaresco Vigneto Gallina / La Spinetta (Giuseppe Rivetti)
Gallinaは95年が初リリースで緑色のサイのラベル。この初リリースの95はほとんど売っているのを見かけなかったような気がするワインで,96よりも後から手に入れた。現在,ラ・スピネッタのバルバレスコは,当時の2倍以上の価格になってしまった。注いでみると,やや熟成感がある色。確かに9年近く経ったワインでもあるのだが,飲んでみてやや熱が入った印象。本来かなり強いワインなので,酸化ニュアンスはあまり出てなく,そこそこ飲めるのだが残念。

5) 1995 Domenico Clerico / Barolo Percristina
前述

6) 1995 Mouscate VdT Passito / Giuseppe Ratto (750ml)
奇才ともいうべき個性的なワインをリリースするラットによる数100本しかつくられていないめずらしいパッシートの甘口。現在,畑が土砂崩壊?で埋まったor崩れたため既に生産中止とのうわさあり。少し濁った濃い目のきつね色。アルコール17%と書かれているが,それほどには感じない。甘口としては甘くない方に入る。少し濁っているせいか,やや雑味があるのが今ひとつ。価格が10000円程度ということもあり,全体でも今ひとつといったところ。

|

« Bienvenues-Batard-Montrachet比較 | Main | Krug 90 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference Barolo Percristina 95:

« Bienvenues-Batard-Montrachet比較 | Main | Krug 90 »